ペンギンのひとりごと

なんの意味のない文の集まり。

クラクションが鳴らせない

通勤中車を運転してたら、突然目の前にランニングシャツを着たおじさんが現れた。

慌てて急ブレーキを踏んで難を逃れる。

いや、危なくない?現場はカーブだったから、ランニングしてて大回りになったんだろなと予想がついたけど、危なくない??

アブナイおじさんを横目に通り過ぎながら、ふと私はこういう時クラクションを鳴らせないなあと思った。

鳴らされたことは何回かある。でも鳴らしたことはほぼない。青信号に変わったのに前の車が動かなくてもなかなかクラクションを鳴らせない。どきどきする。クラクションの上に手を持ってくまではする。

一方、鳴らされるとどきどきを通り越して激しい動悸になり、その後の移動がすごく怖くなる。

ラクションを鳴らすって感情が大きくなったことの表れだから怖いのかも。つまり私は感情を表すことが怖いのか?もしくは嫌なのか?

すぐにクラクションを鳴らすような人間にはこれからもならないぞ、と思いつつ、鳴らすべき時にも鳴らせないのもどうなのか、と思案してたら職場に着いたのだった。